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TOP企業インタビュー>Vol16:株式会社ワイズクルー・コーポレーション 代表取締役プロデューサー 山川 博史

Q貴社の事業内容についてお聞かせ下さい

Q飲食店の経営がメインになりまして、それ以外に企業や個人の方が新しく飲食ビジネスを始められる際のプロデュース、コンサルティング事業を行っています。元々、飲食店を経営する上での目標として「10年で10店舗」を目指していたんですけど、その目標も実現できた時に、ワイズクルーが色んな業態での店舗展開に成功していることもあって、飲食ビジネスに関するご相談をいただく機会が増えてきていたので、企業としては当然、求められている事業展開を進めるのは基本ですから、今までの店舗展開のノウハウ(=成功体験)を活かしたプロデュース事業をしています。ただ、飲食店のプロデュースは他社さんもされている事業ですけど、ワイズクルーとしては自社で10店舗展開していることが他社さんとの差別化になっていると思っています。

Q飲食店のコンサルティング事業とは具体的には?

Q基本的には3パターンがありまして、「個人の方の新規開業」、「今までとは全く違う業態からの飲食ビジネスへの進出」、「既存の飲食ビジネスの店舗拡大」に対するコンサルティングですね。

それぞれ新規出店の規模などが違いますからコンサルティング方法も異なりますけど、まず「個人の方の新規開業」の場合は、1店舗ということで規模も小さめなのでオーナーシップが発揮しやすくて、開業者も店長兼オーナーになりたい方が多いんですね。ですから開業者への研修や店舗マネジメントの方法を中心にコンサルティングを行います。

「他業種からの進出」の時は、採用する人(店長になる人)は飲食経験者になるんですけど、逆にオーナーの方が飲食の現場を理解していない場合があるので、よくオーナーと店長との考え方の違いからすごく温度差ができてしまうことがあって、きちんとオーナーシップが取られていない時などはそのお店が撤退するケースも多いんですよ。そこで、僕達が現場とオーナーとの仲介に立って効率良く事業が進めていけるようにサポートしていきます。

最後は「既存事業からの店舗展開」ですけど、今までは1人の方が店長兼オーナーでリーダーシップを発揮してきたわけですけど、他店舗展開する場合は権限委譲が必要なってくるので、いかにオーナーがプロデューサー兼経営者になれるかが課題で、そういう部分で僕達が新店舗のオペレーションや権限委譲がスムーズにできるようにコンサルティングをしていきます。

Q山川社長の今までの経歴(キャリア)は?

Q以前は、スポーツクラブの会社でインストラクターをしていましたし、21歳で友人と大阪で営業代行の会社を設立したりしましたね。ただ、その会社も約1年半で倒産してしまいましたけどね(笑) 

Q飲食業界へはいつごろから?

Q飲食に関わるキッカケは23歳になったときで、当時の会社の社長から兵庫県の川西で潰れかけの飲食店を一緒にやらないかっていう誘いでした。お金もなくて生活しないといけないですから、じゃ一緒にやります! という感じで飲食業界に入りましたね。

サービス業は好きでしたし、お客様の気持ちを理解した接客はインストラクターの経験から上手くこなせていたので、そのおかげで業績も好転しました。その何年後かに、当時の社長がIT業界に自分は進出したいから辞めると言われたので「僕をオーナーにさせてください」とお願いしたのが起業のキッカケです。

Q経営難のお店を成功へ導いた方法を含め現在の成功の秘訣とは?

Q一度も失敗したことがないわけじゃなくて、過去に何度か撤退したこともあるんですよ。でもそこから学んだことが僕にとってすごく大きくて、今から振り返ると、当時はチーム(組織)もベクトルが同じではなかったと思いますし、自分も若かったので情動的になっていた部分もありました。

そこから今のようなチームで上手く経営できるようになった理由としては、会議の方法を「ブレーストーミング」に変えたことですね。そうすることで、従業員の気持ちも多様なんだなってことに気づきましたし、きちんと情報共有できるようになったことで継続的な社員の高いモチベーションを心から出してもらえるようになりましたから。

ですから、セルフモチベーション向上のために会議方法をブレーストーミングに変えたことは本当に大きかったですね。

Q山川社長が「個人」として心掛けていることは?

Q自分が良いサイクルで動けているときほど、近くの人であったり、支えてくれる人を忘れてしまいがちなので、自分の原点である家族や友人、社員に対するコミュニケーションを大切にしています。よくいうように、当たり前のことほど当たり前にするのは大変ですからね。

あとは、外部からの情報は情報として聞きますけど、最後は自分で決断するようにしています。つまり自分の軸がぶれないようにしています。

Q飲食業界の現状と動向をどのように捉えていますか?

Q今は飲食店数も全国的に飽和状態でその道のプロでないと生き残りは難しいですから、今後はお客様が持たれている飲食業界に対するニーズに合わせた事業戦略として、お客様に「満足」ではなく「感動」していただくためのサービスができる企業が求められていると思います。

Q貴社の今後の戦略を教えてください。

Qワイズクルーとしては、「飲食店だからこうすべきだ」という定論に収まらない事業スキームを模索して、目に見えない部分でのオペレーション手法や飲食ビジネスでのコンサルティング、人材開発などを積極的に行う予定です。さらに長期的な計画になりますけど、飲食店経営をベースに色んなニーズに対応できるようにしたいですね。ですので、人材・資金・ノウハウを蓄えることも重要だと捉えています。

Q貴社が社員に求める資質とは?

Q営業とか事務系は結構集まりますけど、飲食業界で活躍できるスキルを身に付けた 人が欲しいですね。そういう飲食系の職人を活かせる会社であれば、色んな業種にプ ロデュースできますから、メニュー作りがすごくうまいとかでもいいので専門性を持っ た人材がベストです。
でも、これからは「飲食業で活躍したい新卒の方」にも入社してもらって、 一緒になって会社を盛り上げていきたいと思っています。

Q飲食業界で働く魅力とは?

Q単純に言うと、僕個人を目当てにきてくれたり、一緒にお酒も飲めることかな。

経営となるとそれも難しいけど、飲食店で働くってことに関して言うと、無理に営業しなくてもいいし、純粋な気持ちのまま仕事できて、心をこめて接客できるこんな仕事は他にあるかなぁ? と思います。お客様の反応がどうだったのかも大切だけど、自分が素直に反応を求めずに働けるから気持ち良いし、最後にお金払ってくれるから、本当にお金くれるかなーとかの心配が要らないよね(笑)

Q大学生へのメッセージとして大学生がしておくべき経験等はありますか?

Q軸がぶれない大人になるために、情報に左右されないこと。素直に聞くことは大切だけど、特に悪い情報は鵜呑みせずに疑問を持つ。意識して、自分で判断したことなのかを確認する習慣を持ってほしいですね。例えば、噂話で、どうして彼はこんな噂をするのかな?どうしてこんな噂を彼はされてるのかな? 自分はその噂についてどうすればいいのかな?みたいに、一方方向の偏った考え方でなくて、きちんと相手の視点に立って考えると、相手の気持ちがわかるようになれるので、そういう意味では恋愛もビジネスも同じだと思います。だから、日常的に友達とでもトレーニングできるので「視点のトレーニング」と「自分の視点(意見)を持つこと」を意識付けてほしいですね。こうしろとは言わないけど、僕たち社会人はそう思う。だからこの考え方は間違いないと思うんだけど、押し付けは無理だから学生さんに期待しています(笑)

あと、今頑張っていることにとにかく集中して、わいわい楽しく遊ぶのはいつでもできるから、正面からまじめに向き合う真剣な姿勢を持つべきですね。学生さんに本音を聞くとやっぱり「一生懸命頑張っている人に憧れる」って思っているわけですよね? じゃそういう気持ちで動こうよってね。別に仲間を捨てろじゃなくて、そこはうまく付き合いながら、何が自分にとって重要かをもっと真剣に考えて自分のいる環境を選んでほしいですね。

インタビュー担当者の感想

私にとって印象的なお話は、「学生の取り組む姿勢」についてでした。山川社長が言われるには、今の学生の間ではどことなく「真剣に行動したり向き合うことが間違っている」「無難な環境に留まっている方が良い」というような認識の基、「何あいつ真剣に頑張っているの?」と捉えてしまっているということでした。

このような風潮が学生内で持たれている事は事実であり、そのためにも幣団体が大学生に向けて「自分が真剣に活動できる環境に自分自身を導く」ことができるように支援する必要であると再認識しました。

福島有二

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