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TOP企業インタビュー>Vol04:有限会社マサイチネット 代表取締役社長 藤川 立也

Q御社の事業内容について簡単にご説明いただけますか。

A会社は2社ありまして、まず情報と人脈を繋ぐためのビジネスSNSを企画・運営する有限会社マサイチネットです。ここでいうSNSというのは、マサイチコミュニケーションシステムという独自のシステムを利用して、ビジネスや地域コミュニティーなど対面でのやり取りが重要となる世界を主に対象としたものなので、既存のSNSとは違う現実社会で出会った人たちがバーチャル世界でもコミュニケーションを行えるという「リアルな世界のバーチャル化」をコンセプトにしたコミュニケーション空間の提供です。現在は月間1950PVを突破し、業種に関わらず幅広い企業や協会、団体様にサービスを利用していただいています。

もう1社が祖父の代から始めた保育用品を扱う有限会社フジカワです。フジカワでは子育て中の女性が主な働き手となって幼稚園、保育園、官公庁、小学校、老人ホームなどを対象に保育用品を販売しています。

Q藤川社長の今までの経歴(キャリア)、そして起業したきっかけについてお聞かせください。

A以前は商社でサラリーマンをしてました。基本的に営業が好きなので今の会社でも営業を担当しています。会社を退社してからは、父親からの事業をのれん分けという形でしたが、1からスタートしたいという気持ちがあったので自宅の車庫と四畳半の部屋、そして借金も約2000万して有限会社フジカワを設立しました。その後、有限会社マサイチネットを設立するのですが、この事業を始めるきっかけは、一つがパートナーの小林信三氏との出会いです。もう一つは父親として何を残せるのかを意識し始めたことです。自分の資産などは形として残るけれど、生き方であったり、いろんな人との出会い方、自分がどのような思いや経験を積んできたかを子供に残したいと思ったのがきっかけです。例えば、自分がお金持ちの家に生まれたとしても相続財産は自分が残したものでないから、実質的には自分が残したものにならないでしょ?

そういう意味でマサイチコミュニケーションシステムでは、自分の友人などの人脈が一目で確認できて、ブログ形式での日記としても情報を残しておけるようにしています。

Q現在に至るまでに様々な経験をされてこられたと思いますが、事業を通して一番苦労したことは何でしょうか?

A資金繰りがやっぱり大変だったね。日本だけじゃないと思うけど、今の日本では確実性がなければお金は貸してくれないから、人ではなくて実績みたいな形で評価される形が一般的。だから資金はコツコツ貯めていくしかなかったね。でも、苦労というのは資金面しかなかったと思うよ。人材にはすごく恵まれてるし、そのおかげで今があるといつも実感しています。

Q社長業として心掛けていることはありますか?

A社員旅行と健康診断がある企業であること。これは起業してからずっと大切にしてきたことです。会社は従業員がいて成り立つものだから、もちろん高い給料を支払うことも大切だけど、社長として、収入以外でのサポートをできるかぎりしたいと考えています。

だから社長業は、「社員の才能を見極めて、チャンスを与え、実践での場数を踏んでもらうこと」だと思ってます。そして良い結果なら本人の手柄にしてあげて、失敗したら最後は責任を持って謝ります。チャンスを与えないと育たないし、働きやすい環境作りができる位置に社長はいると思うから、そのことは意識してます。

Q業界動向、および業界における御社の今後の動向(戦略)についてはどのようにお考えになられていますか?

A少子化の影響で間違いなく保育用品市場は縮小していきます。だけど、マサイチネットのシステムを有効活用することで違う展開が期待できると考えています。マサイチネットのシステムはコミュニティーを管理する人に大きな権限が与えられていて、その人がコミュニティーへの参加権限も持っていますから、このシステムは経営者などには非常に好感を持っていただいています。そこで今後は経営者の方達に人を管理するための商材として、幼稚園や保育園などにも提供していきたいと考えています。

Q御社が採用面接時に重要視している点、または持っていて欲しい資質などはありますでしょうか?

Aあいさつ、電話マナーなどの基本的マナーがしっかり身に付いていること。体育会系は日常的にその機会があるから出来ている学生が多いけど、それ以外の学生はできていない子が多すぎる。これは面接の時だけ意識していてもだめで、経営者は体で身に付いている行動かどうかを必ず見極めるから、まずは最低条件である基本マナーが見付いていないと失格かな。その他は不器用なくらいのやる気とか。どれだけ自社に対してやる気を持って仕事をしたいと思っているかが掴めないことには採用はないと思っていただいてもいいと思います。

Q大学生へのメッセージとして、藤川社長が考える、大学生(低回生)に向けて大学時代にしておくべき経験等はありますか。

A欲しい人材の資質でも話したように、基本的マナーが身に付いている学生を私は望むので、普段から基本マナーを意識すること。そのために色んなアルバイトを経験すればいいと思うし、特に接客業のアルバイトだと必然的にあいさつもできるから、人と接触を持てる仕事をしてどんどん経験して欲しい。

Q就活生へのメッセージ

A賃金や福利厚生は確かに重要だけれど、そういった表面的な数字だけで仕事環境を判断するんじゃなくて、深く見極めないとわからない(間接的な)要素をきちんと考慮した上で判断して欲しい。例えば、東京か田舎で生活する場合、確かに賃金は東京のほうが好条件だけど、物価の違いなどを考えると大きな差は見えてこない。だから、本当に自分に合った就職企業・地域を選ぶべきであって、お金とかに引かれて決断を早めないようにしてください。

インタビュー担当者の感想

今回、藤川社長には大変お忙しい中、インタビューにご協力頂きありがとうございました。全ての質問に対して非常に丁寧に説明してくださり、また私のインタビュー方法にも貴重なアドバイスを賜りました。ぜひ今後の参考にさせていただきます。

職場の雰囲気は女性の社員さんが多いこともあり、とても明るく活き活きと仕事に専念されておられ、さらに社員さんとの昼食の場にもご一緒させていただきましたが、社員旅行や子育ての話題が出てくるなど楽しくインタビューすることができました。

福島有二

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