「産業の米」と称される半導体。今や携帯電話やパソコン、携帯型音楽プレーヤーなどのデジタル機器は、半導体の技術進歩のお陰ともいえます。家電製品やパソコンの発展と共に成長を遂げてきた半導体ですが、現在の半導体市場の規模は全世界で30兆円に迫る勢いで、過去50年間に渡り、平均すると年率10%以上の成長を持続してきました。さらに近年、その用途はますます広がってきています。高度な情報管理を可能にするICチップは、 紙幣・パスポート・クレジットカードなどに封入されて利便性やセキュリティを飛躍的に高め、バーコードに替わる製品管理技術として注目されるICタグは、 流通の仕組みを大きく変化させています。こうした新たなニーズを受け、半導体の活躍するフィールドは今後も間違いなく広がり続けていくでしょう。
約4年のサイクルで発生する半導体業界の景気循環のことを、半導体の主材料がシリコンであることから「シリコンサイクル」と呼びます。中長期的には高い成長率を維持している半導体業界ですが、製品の世代交代の時期に需要と供給のバランスが崩れることで、好況と不況の波が発生します。また、家電製品やパソコンはモデルチェンジが激しく、その影響は半導体メーカーにとって大きく、そのため長期契約が基本の車載半導体事業が今後は期待のかかる事業領域となると思われます。
業界規模 5兆4,100億円
※ 数値は、「世界半導体市場統計」、平成18年より
| 企業名(OA機器) | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| 東芝(電子デバイス事業) | 1兆6,573億 | 1,197億 | 2兆9,003億 |
| Panasonic(デバイス事業) | 1兆3,777億 | 999億 | 6兆2,798億 |
| ルネサステクノロジ(非上場) | 9,526億 | ||
| 富士通(デバイスソリューション事業) | 7,626億 | 190億 | 1兆7,160億 |
| NECエレクトロニクス | 6,922億 | ▲285億 | 3,581億 |
※数値は平成18年度3月期
<国内メーカー>
東芝
Panasonic(松下電器産業)
ルネサステクノロジ
富士通
NECエレクトロニクス
エルピーダメモリ
ローム
三菱電機
<世界メーカー>
インテル
サムスン電子
テキサス・インスツル・メンツ
なし
©Copyright 2008 Up-Turn All rights reserved.