現在、衣料などを中心に繊維事業が大幅縮小しています。その理由は中国からの低価格製品の輸入増加と日本企業の中国への生産拠点のシフトです。主要企業は炭素繊維、アラミド繊維、化成品などの非繊維事業へ積極的な多角化を進め、市場のグローバル化に対応した海外展開にも取り組みはじめています。
かつて輸出での利益に頼ってきた感のあった繊維業界が、衣料用繊維の輸入超過に転じてから国内繊維市場が低迷しています。各社はそれをカバーするために不採算分野の合理化や生産拠点の海外移転を進める一方で、成長性の高い非繊維部門に経営資源をシフトさせており、樹脂・フィルム事業では開発・生産設備への積極投資を行ったり、SPA (製造小売業)事業やへの進出を図ることで、抜本的な事業構造の改革に取り組んでいます。
業界規模 2兆3,293億円
※ 数値は、経済産業省「工業統計表」、平成17年度より
| 企業名(合成繊維主力) | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| 東レ(繊維関連部門) | 6,763億 | 373億 | 1兆1,394億 |
| 帝人 | 2,932億 | 173億 | 6,033億 |
| 東洋紡 | 2,239億 | 103億 | 2,271億 |
| 企業名(天然繊維主力) | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| クラボウ | 874億 | 10億 | 879億 |
| 日清紡 | 822億 | 4億 | 3,290億 |
| 日本毛織 | 530億 | 24億 | 890億 |
※数値は平成18年3月期
<合成繊維>
東レ
帝人
東洋紡
クラレ
旭化成
三菱レイヨン
ユニチカ
<天然資源>
クラボウ
日清紡
日本毛織
シキボウ
オーミケンシ
日東紡
富士紡オールディングス
ダイワボウ
<その他>
日本バイリーン
セーレン
なし
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