2003年5月以降、個人投資家などの積極的な参加による株価上昇で、証券各社の業績は前期までの赤字決算から急回復している。そのような中で、大手企業への一極集中、インターネット専業証券会社の台頭が目立つようになり、中小証券の置かれている環境は厳しく、今後さらに大手による中小証券の買収など再編が加速していくと見られる。ただ、ネット証券大手5社の2008年1月の新規口座開設数は前月比46%増の4万7000口座と高水準で、既存の投資家には株式投資を控える動きがみられるが、株価の割安感に注目し、新たに株式投資を始める個人投資家も多くなっている。
インターネット専業の証券会社では、ネット取引が主流となったため新規参入が相次ぎ競争激化、株式委託売買手数料が急低下しています。さらには新興市場の株価低迷で取引自体も伸びないという厳しい環境の中、ネット証券会社で国内大手のイー・トレード証券がSBI証券と合併するなど、証券業界再編の可能性が高まっています。
業界規模 約80兆円
※数値は、業界企業の預かり金合計平成19年度3月期
| 企業名(中堅) | 預かり資産 | 経常利益 | 時価総額 |
| 三菱UFJ証券 | 27兆7,507億 | 736億 | 1兆215億 |
| 新光証券 | 14兆7,811億 | 290億 | 4,923億 |
| みずほインベスターズ証券 | 7兆5,979億 | 185億 | 3,228億 |
| 東海東京証券 | 4兆7,844億 | 187億 | 2,021億 |
| 岡三ホールディングス | 4兆3,025億 | 142億 | 1,732億 |
| 企業名(ネット) | 預かり資産 | 経常利益 | 時価総額 |
| SBIイー・トレード証券 | 4兆1,264億 | 245億 | 4,304億 |
| マネックス・ビーンズ・ホールディングス | 2兆1,276億 | 166億 | 2,438億 |
| 松井証券 | 1兆7,384億 | 227億 | 2,570億 |
| 楽天証券(非上場) | 4兆7,844億 | 87億 |
※ 数値は平成18年3月期
三菱UFJ証券
カブドットコム証券
岡三ホールディングス
新光証券
みずほ証券
みずほインベスターズ証券
東海東京証券
丸三証券
コスモ証券
東洋証券
松井証券
SBIイー・トレード証券
楽天証券
ジョインベスト証券
オリックス証券
マネックス・ビーンズ・ホールディングス
なし
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