地方銀行は、全国津々浦々に約7,400以上の店舗、約35,000以上のCD・ATMを配置し、本店所在の都道府県を中心とした地域密着な支店網を張り巡らせています。この店舗網を通じて、個人のお客様や地域の中堅・中小企業のお取引先の多様な金融ニーズにお応えするとともに、地域社会の振興や街づくりのため地域金融の主導的な役割を果たしています。一方でネット銀行は、インターネット決済額の増加と共に各行とも新規口座も好調です。しかし、まだまだ運用面での不振が続いているのが現状です。
メガバンクの合併ラッシュに見られるように、現在の銀行業界は大きな再編を強いられています。その原因が多額の不良債権を持ってしまっていることであり、九州親和HDが約1,984億円もの不良債権を抱え、自力での経営再建を断念したことは記憶に新しい。しかしその結果、九州親和HDを吸収合併したふくおかフィナンシャルグループが、総資産額では業界トップの銀行に成長している。今後の動向としては、現在最大の問題であるサブプライムローンに対していかに対応するかが重要になる。またネット銀行業界は、その急成長が鈍化する気配がなく、ますます成長していくと予想されている。さらに、運用面での課題が今後改善されれば、この業界の規模は拡大し、大手・地方銀行にとって大きな存在感を示していけるだろう。
業界規模 247兆5547億円
※数値は、全国銀行協会総預金高「地方銀行+地方銀行2」平成19年度5月末より
| 企業名(地方銀行) | 総資産 | 経常利益 | 時価総額 |
| ふくおかフィナンシャルグループ | 11兆6,460億 | ▲596億 | 7,113億 |
| 横浜銀行 | 11兆4,021億 | 1,088億 | 1兆2,532億 |
| 新生銀行 | 10兆8,376億 | 231億 | 7,972億 |
| 千葉銀行 | 9兆7,369億 | 819億 | 9564億 |
| ほくほくフィナンシャルグループ | 9兆6,381億 | 700億 | 5594億 |
| 企業名(ネット銀行) | 総資産 | 経常収益 | 経常利益 |
| ソニー銀行 | 8,068億 | 194億 | 13億 |
| セブン銀行 | 5,327億 | 754億 | 250億 |
| イーバンク銀行 | 5,277億 | 137億 | ▲5億 |
| ジャパンネット銀行 | 3,530億 | 153億 | 2億 |
※数値は平成18年3月期
ふくおかフィナンシャルグループ
横浜銀行
新生銀行
千葉銀行
ほくほくフィナンシャルグループ
静岡銀行
山口フィナンシャルグループ
常陽銀行
札幌北洋ホールディングス
西日本シティ銀行
三井住友銀行
あおぞら銀行
ソニー銀行
セブン銀行
イーバンク銀行
ジャパンネット銀行
なし
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