造船重機・プラント業界は造船事業からはじまり、航空・宇宙関連、鉄橋、発電機、軍事関連、原動機、各種プラントと多角化しながら成長してきて業界です。最近は、韓国企業の勢いが目立ち、国際競争の激化や原材料の価格の高騰などで日本は出遅れてしまっている状況です。さらに公共事業の減少から国内では苦しい状態が続いています。しかし、プラント業界は原材料の価格高騰の背景にある原油や鉱物資源などのエネルギー需要が増していることから、資源産出国のインフラの整備・拡充が活発という一面もあります。また中国、インドなどの新興工業地域をはじめとする世界市場での海外プラントの需要が今後も高まっていくと予想され、今後が期待できる業界です。
オリンピック開催国である中国やインドなどの新興工業地域ではエネルギー・電源開発が積極的に行われ、大手を中心に各社の受注量は好調に推移しています。しかし収益面では資材費の高騰や円高による輸出力の低下など不安材料もあり、事業の分社や統合が進む可能性も考えられます。さらに2006年7月には千代田化工建設がカタールで世界最大級のガス処理プラントを受注するなど、今後も業績拡大が見込まれている。
国内造船事業の環境は好転しているが、公共事業の減少、コスト増、国際競争 力激化で他業界に比べ業績回復のペースは鈍く、今後は事業再編など構造改革にどれだけ踏み込めるかが成長を左右するでしょう
業界規模 9兆円
※数値は、業界企業の売上高合計値、平成19年度3月期より
| 企業名(造船重機) | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| 三菱重工業 | 3兆685億 | 1,089億 | 2兆4,324億 |
| 川崎重工業 | 1兆4,386億 | 691億 | 7,832億 |
| IHI | 1兆2,349億 | 246億 | 6,014億 |
| 三井造船 | 6,228億 | 207億 | 5,127億 |
| 住友重機械工業 | 6,003億 | 642億 | 8,207億 |
| 企業名(プラント) | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| 日揮 | 6,085億 | 264億 | 5,880億 |
| 千代田化工建設 | 4,848億 | 287億 | 4,721億 |
| 東洋エンジニアリング | 2,238億 | 69億 | 1,422億 |
※数値は平成18年3月期
三菱重工業
川崎重工業
IHI
三井造船
住友重機械工業
日立造船
日揮
千代田化工建設
東洋エンジニアリング
なし
©Copyright 2008 Up-Turn All rights reserved.