2001年の日本の総輸出額49兆円のうち2割が自動車の輸出であるなど、日本の製造業を代表する業界の1つであり、また自動車業界には海外でも有名な優良企業が多く世界での販売台数も好調に推移しています。それを裏付けるようにトヨタ自動車が2006年の世界自動車販売台数でトップの座に躍り出ました。しかし、自動車業界では国際的な再編が進み、業界における競争力確保の決め手となるのは技術力と国際展開に絞られてきています。世界的な安全・環境問題への関心の高まりを背景に各社がハイブリッド車や燃料電池車などのエコカーに関連した中核技術の開発を積極的に行っています。
国内の新車販売台数が減少し、中古車販売台数が増加しています。この背景には中古車専門業者の知名度がアップしたことやインターネットを活用した販売方法の多様化、さらに価格面から中古車に買い換えるユーザーが増加していると考えられます。そのため、今後はどのように様々な市場でプラットフォームや部品、能力供給の共有化が始まる中、需要を迅速に集約・分散し、グローバルな供給レベルと均衡を図り、限りある供給を最適な需要へと割り当てることができる新しいプロセスを構築できるかが重要となります。その上で、米国・欧州・日本の三大市場に足場を置く世界企業にとって今後の潜在成長市場であるアジア(特に中国市場)をめぐる競争に自社の事業領域を組み込んだ企業が国際的な業界再編をリードしていくでしょう。
業界規模 60兆7,000億円
※ 数値は、業界企業の売上高合計値、平成19年度3月期より
| 企業名 | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| トヨタ自動車 | 23兆9,481億 | 2兆2,387億 | 26兆2,000億 |
| ホンダ(本田技研工業) | 11兆871億 | 8,519億 | 7兆6,879億 |
| 日産自動車 | 10兆4,686億 | 7,769億 | 6兆1,300億 |
| マツダ | 3兆2,475億 | 1,585億 | 9,523億 |
| スズキ | 3兆1,637億 | 1,329億 | 1兆8,178億 |
※数値は平成18年3月期
トヨタ自動車
ホンダ(本田技研工業)
日産自動車
マツダ
スズキ
三菱自動車工業
いすゞ自動車
日野自動車
富士重工業
ダイハツ工業
日産ディーゼル工業
三菱ふそうトラック・バス
なし
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