人々の健康をサポートする医薬品業界ですが、医薬品と言っても、医師が処方する医療用と、薬局などで販売される一般薬(大衆薬)に分類され、医療用の市場規模は拡大していますが、大衆薬の市場は縮小しています。日本の医薬品市場は世界第2位の規模を誇り、外資系の参入が活発です。新薬開発は、企業にとって大きな収益の機会創出になる一方、何百億円もの研究開発費が必要で、また、新薬の特許は原則20年であり、常に多額の研究開発費が必要なため、世界的に業界再編が進んでいます。
医療費削減を目的とした薬価の切り下げで市場は厳しい状況が続いています。また、2010年前後には、大型医薬品の特許が一斉に特許切れを向かえるために、収益の確保が大きな問題となっています。新薬開発には多額の研究開発費が必要なため、今後も業界再編の可能性は十分に考えられます。一方、ジェネリック医薬品は好調です。今後、更なる薬価の切り下げの可能性がある中で、多額の研究開発費の捻出が困難な中堅企業などは、ジェネリック医薬品事業での生き残りを模索しています。
業界規模 7兆6969億円
※ 数値は、IMS医薬品市場統計平成18年より
| 企業名 | 売上高 | 営業利益 | 研究開発費 | 時価総額 |
| 武田薬品工業 | 1兆3052億 | 4,585億 | 1,933億 | 7兆1319億 |
| 第一三共 | 9,295億 | 1,363億 | 1,707億 | 2兆4843億 |
| アステラス製薬 | 9,206億 | 1,905億 | 1,679億 | 3兆341億 |
| エーザイ | 6,741億 | 1,053億 | 1,083億 | 1兆6756億 |
| 大塚製薬(非上場) | 5,761億 | 914億 | 1,052億 |
※数値は平成18年度3月期
武田薬品工業
第一三共
アステラス制約
エーザイ
大塚製薬
大日本住友製薬
田辺三菱製薬
大正製薬
塩野義製薬
ロート製薬
中外製薬
アース製薬
大鵬薬品工業
なし
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