スーパーの業界構成図としては、ミレニアムリテイリング(西部百貨店とそごう)を子会社化し、イトーヨーカ堂・セブンイレブンなどの企業からなるセブン&アイ・ホールディングスと、経営再建中のダイエーとマルエツと業務提携し、ダイヤモンドシティ・サンデー等を子会社化しながら規模を拡大していくイオン。この大きく路線が異なる2社による2強時代になってきています。
しかし業界全体の動きでは、大手各社が有力テナントの誘致や大型の複合型ショッピングセンターの開発などを進めていますが、収益の伸びは見せておらず、また、フランス本社で世界第2位の小売業「カルフール」は、首都圏を中心に積極的な店舗展開を行ったものの、最終的にカルフールジャパンはイオンに買収されるなど業界の動きが激しい。
ドラッグストアやディスカウントストアなど異業態の有力企業が相次いで扱う商品の食品比率を増加させており、今後も大手2グループ主導による業界再編は続くと見られています。
総合スーパーは直営売場からの利益だけではコストが十分に吸収できていない状況が続き、業務効率化によるコスト削減も既存店の売上高減少と相殺されてしまっています。さらに営業利益からテナント収益を控除してみると、大半の企業はマイナスです。今後もテナント収益に大きく依存する傾向があり、直営売場での販売力低下は考えられます。こうした低収益・高コスト体質改善の活路として、イオンを中心にスーパーセンターに進出する企業が現れ、出展・運営が低コストで行える非食品中心のディスカウントストアと食品スーパーを融合させたこの新業態での成功が、総合スーパー業界の鍵となるでしょう
1.業界売上高 14兆224億円
2.店舗総数 8744店舗
※数値は、日本チェーンストア協会平成18年度より
| 企業名 | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
| イオン | 6兆4355億 | 1897億 | 1兆8484億 |
| セブン&アイ・ホールディングス | 5兆3378億 | 2868億 | 3兆4065億 |
| ユニー | 1兆2289億 | 471億 | 2578億 |
| 西友 | 9961億 | 32億 | 1313億 |
※数値は平成18年2月期
イオン
セブン&アイ・ホールディングス
ユニー
西友
経営統合・業務提携の事例
イオンがダイエー、マルエツと業務提携
米国ウォルマートが西友を子会社化
セブン&アイ・ホールディングスがミレニアムリテイリング、ヨークベニマル、赤ちゃん本舗を子会社化
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