道路整備やインフラ整備など、都市の生活基盤を造っているのが建設業界です。市場規模は50兆円以上ですが、バブル崩壊後の建設需要の低迷や、構造改革による公共事業の縮小などで、1990年後半頃から準大手企業以下で経営破綻する企業が相次ぎ、また銀行の債権放棄によって何とか経営を継続する企業も相次いでいます。今後も厳しい市場環境が続くことが予想されるため、さらに熾烈な競争は必至でしょう。
今後の展望(課題と将来性)
海外受注の増加など好材料もあるものの、公共事業の減少した上に、『脱談合』の動きが活発化し、受注獲得競争が激化、利益率低下が深刻化しています。さらに、民間建築でも安値受注競争が激化し、採算性が悪化しているなど、悪材料が豊富です。今後も公共事業の減少と競争の激化が予想される中で、準大手以下では整理・再編が予想されています。
国内の需要が低迷する中で、中国を中心とするアジアやヨーロッパへの進出で、新たな収益機会の開拓が急がれています。
1. 業界売上高 52兆3,400億円
※ 国土交通省『平成19年度建設投資見通し』より
| 企業名 | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 | 有利子負債 |
| 鹿島 | 1兆8914億 | 555億 | 5,191億 | 4,638億 |
| 大成建設 | 1兆8733億 | 576億 | 4,195億 | 4,840億 |
| 清水建設 | 1兆6540億 | 508億 | 5,488億 | 2,650億 |
| 大林組 | 1兆5679億 | 475億 | 4,899億 | 2,577億 |
※数値は平成18年度3月期
鹿島
大成建設
清水建設
大林組
竹中工務店
前田建設工業
戸田建設
西松建設
三井住友建設
フジタ
長谷工コーポレーション
ハザマ
東急建設
熊谷組
飛島建設
新井組
鉄建
安藤建設
奥村組
不動テトラ
淺沼組
大豊建設
高松建設
青木あすなろ建設
なし
不動産業界
住宅業界
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